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絶対領域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
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絶対領域（ぜったいりょういき）とは、女性がミニスカートとサイハイソックスを着用した際に、太ももの素肌が露出した部分を指す言葉。インターネットスラングの一つ。
漫画キャラの履いているサイハイソックスは、ニーソックス（ニーソ）、オーバーニーソックスなどと混同されやすい。一般的にはオーバーニーソックスと呼んでも十分通用するが、実際にミニスカートの下に、これらの靴下を履いても、太ももが丸出しになってしまい、おたくが指すような絶対領域にはならない。（例：アキバの黒ニーソ）最近では膝辺りの長さのタイトスカート、ミディスカートを履き、その下に丈の短いオーバーニーソックスを着用して、動いたときに僅かに太ももが見えるだけの場合でも、絶対領域と称されることさえある。絶対領域の語源であるとされる、『伺か』のキャラクター（ゴーストと呼ばれる）のひとつ、まゆらの履いている靴下のデザインは、正確にはオーバーニーソックスではなく、サイハイソックスである。
しばしば、微妙に覗く素肌に感じられるエロティシズムや「萌え」を表すものとして使用される。チラリズムの一種と言えるが、より限定された用法であり、特にアニメや美少女ゲーム等の二次元女性キャラクターを対象とすることが多い。その言葉の発祥や下地から「三次元女性には絶対領域は存在しない」という意見もある。スカートと靴下の間に、太ももが見えれば絶対領域、というものではなく、どのくらい見えるかが、絶対領域の重要条件とする考えもある。[スカートの丈] ： [絶対領域] ： [オーバーニーソックスの膝上部分] の比率が4：1：2.5 が黄金比とされ、許容範囲は±25％程度であるという意見が有力。(絶対領域とは - はてなダイアリー )この膝上部分の長さからも、実際のオーバーニーソックスではなく、サイハイソックスの方が、絶対領域には向いていることが伺える。
また極めて少数ながらミニスカートを着用した女性が、どんなに激しく動いても下着が見えない場合ミニスカートの内部の空間を、決してたどり着けない理想郷という意味を込め「絶対領域」と呼ぶという使われ方もする。当然ながらこれは二次元女性キャラクター限定である。
絶対領域はマスコミなどで取り上げられ、元々の歴史を知らずに使用している人間も増えた。この様な解釈や定義を理解しない言葉の利用からホットパンツとオーバーニーソックスの組み合わせも絶対領域だと呼称をしたり、全裸にオーバーニーソックスを着用したのみの状態で絶対領域と呼称するなどがあるが、本来の意味から考えればどれも誤用である。
目次
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* 1 歴史
* 2 商標
* 3 関連項目
* 4 参照
* 5 外部リンク
[編集] 歴史
デスクトップ常駐型アプリケーション『伺か』のキャラクター（ゴーストと呼ばれる）のひとつ、まゆらのデザイン・服装に由来する。初出は明確ではないが、まゆら作者の夢蛍によれば[1]、2001年3月21日に別のゴースト（せりこ）の作者MIYが自身の日記で使った[2]のが最初とされる。
その後、伺か関連限定の同人誌即売会が開催されるなどコミュニティが成長するのに伴って、ゴースト作者やユーザのWebサイト上の日記、掲示板、また同人誌などで絶対領域という言葉が多く露出してゆくようになる。 2000年以降アニメや美少女ゲームなどでオーバーニーソックス着用のキャラクターの増加が顕著になっており、これも手伝い伺かコミュニティ以外にも徐々に浸透することとなった。
2005年9月15日放送のテレビ東京の番組『TVチャンピオン』「アキバ王選手権」で、出演者の一人がこの言葉を使用している。オタク男性を集めているという番組の性格上、この一例をもって一般に浸透したとするのは早計であるが、少なくともオタク間での浸透ぶりの一端を窺うことはできる。 |
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沪公网安备 31010702007642号 )
发表于 2007-6-21 19:34
