婆罗门
精华
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战斗力 鹅
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注册时间 2011-4-2
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「イヤーッ!」ニンジャスレイヤーは竜巻めいて空中で蹴りを繰り出す。天井から吊り下がる巨大ボンボリの支えが砕けた。これが彼の狙いであった!「「「「「「「ザッケンナコラー!?」」」」」」巨大ボンボリは下のクローンヤクザ集団へ重苦しく落下する!「「「「「「グワーッ!」」」」」」
巻き上がる破片と粉塵の中から、ゆっくりとニンジャスレイヤーが進み出る。「ア……ア……アイエエ……?」『ラオモトの声』は失禁しながら後ずさりした。歩きながらニンジャスレイヤーは無慈悲に言った。「あと何人残っている?かかって来させるがいい」
「アイッアイエエエエエエー!」『ラオモトの声』は背後の中央エレベーターめがけて逃走した。カーボンショウジ戸が開き、『ラオモトの声』は中に駆け込んで「イヤーッ!」「グワーッ!」ニンジャスレイヤーの全力疾走飛び蹴りがその背中に突き刺さった!
ニンジャスレイヤーはエレベーターの壁に叩きつけられた『ラオモトの声』に続いてエレベーターに乗り込んだ。そして「閉」ボタンを押した。「ドーゾ、お客様、何階か言ってください」「アイエエッ……アバッ……助け」「イヤーッ!」無防備な顎に右ストレートを叩き込む!「グワーッ!」
殴られた『ラオモトの声』の背中がエレベーター内壁に再度打ち付けつけられる。さらに左ストレートが無防備な顎に叩き込まれる!「イヤーッ!」「グワーッ!」
「何階ですか?イヤーッ!」「グワーッ!」右ストレートが叩き込まれる!「何階ですか?イヤーッ!」「グワーッ!」左ストレートが叩き込まれる!「た、助けてくれ」
「何階ですか?イヤーッ!」「グワーッ!」右ストレートが叩き込まれる!「何階ですか?イヤーッ!」「グワーッ!」左ストレートが叩き込まれる!「助けて!」
「……。……何階ですか?イヤーッ!」「グワーッ!」右ストレートが叩き込まれる!「何階ですか?イヤーッ!」「グワーッ!」左ストレートが叩き込まれる!「言う、言う……天守閣だろう……言う……」
「何階ですか?イヤーッ!」「グワーッ!」右ストレートが叩き込まれる!「何階ですか?イヤーッ!」「グワーッ!」左ストレートが叩き込まれる!「か、隠し階があるのだ、本当だ、このエレベーターを操作する……」
「……。……何階ですか?イヤーッ!」「グワーッ!」右ストレートが叩き込まれる!「何階ですか?イヤーッ!」「グワーッ!」左ストレートが叩き込まれる!
「ナ……ナンシー……ナンシー=サンか?悪かった、我輩は居場所を知らん、本当だ」「何階ですか?イヤーッ!」「グワーッ!」右ストレートが叩き込まれる!「何階ですか?イヤーッ!」「グワーッ!」左ストレートが叩き込まれる!
「もうゆるしてくれ……本当なんだ、操作盤に秘密がある」「イヤーッ!」「グワーッ!そこを使って一気に15階のトレーニンググラウンドまで上がるんだ、そこから」「イヤーッ!」「グワーッ!そこから別エレベーター……上がシンジケート領域なのだ、少なくともナンシーさんは……そこより上……」
ニンジャスレイヤーは手を止めた。「……やれ」「アイエエ……」壁際から解放された『ラオモトの声』は操作盤に手を延ばし、階数ボタンを順番に押した。8,9,3,8,9,3,8,9,3。マイコ音声がアナウンスする。「直通ドスエ」エレベーターが上昇を開始する……
上昇の重力が急激にかかる。相当な速度なのだ。操作盤は11階までしか無い。 「頼む……」ズルズルと座り込んだ『ラオモトの声』が息も絶え絶えに言う。「我輩……お、俺はただのメッセンジャーに過ぎないのだ……許してくれ……」ニンジャスレイヤーは腕組みして見下ろした。「そうか」
「ここから先は……ニンジャの世界……天守閣に続くフロアーは……シックスゲイツの六人が……」「……」ポーン!マイコ音声がアナウンスする。「トレーニンググラウンドドスエ。成せばなる!」
カーボンショウジ戸が厳かに開く。その先は闇。ニンジャスレイヤーはゆっくりとエレベーターから進み出る……その直前で彼は振り返った。「イヤーッ!」「グワーッ!?」『ラオモトの声』の脳天にチョップを振り下ろし、頭蓋骨と脳を無慈悲に粉砕した。ナムアミダブツ!
「……ニンジャ殺すべし」闇の中へ踏み出すニンジャスレイヤーの背後で、『ラオモトの声』は爆発四散した。「サヨナラ!」闇が一瞬照らされる。ここは……崖、か? |
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