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作画崩壊
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作画崩壊(さくがほうかい)とは、アニメ作品の制作側の諸般の事情から、作画のレベルが「常軌を逸して」低下し、ともすればそのシリーズの作品には到底見えない程の破綻をきたすこと。作画崩れとも呼ばれている。
目次
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* 1 概説
* 2 時代と現象
o 2.1 テレビアニメ黎明期
o 2.2 第二次アニメブーム
o 2.3 1990年代
o 2.4 人気の秘密?話題の中心?
* 3 過酷な業界事情
* 4 現象の例
* 5 再発防止策
* 6 脚注
* 7 関連項目
o 7.1 関連会社
o 7.2 関連作品
[編集] 概説
これらは、主に納期に間に合わなくなった作画スタジオが、非常に低品質な作画で仮納品し、要求される品質に達するための作画監督による修正がテレビ局の最終納期に間に合わず、止むをえず低品質のままテレビ放送されてしまうといった流れで発生するものである。また制作を間に合わせようとして作画のみをカットごとに他の複数の下請け制作プロダクションに発注、関係資料の受け渡しや連絡・品質チェックが不十分で、シーンによって絵柄が違ってしまうなどの混乱も発生している。
この手の事例はテレビアニメにありがちであるが、『ガンドレス』(劇場公開1999年)のように稀に劇場公開作品などでも発生しうる。
制作スケジュール管理や予算から、賃金の安い海外の、低技術の下請け会社に作画作業を発注(三文字作画を参照)し、それを修正する時間が無い事が原因と見られる。実際それを裏付ける制作側の発言も、しばしばネットやメディアを通して聞かれる。これによって余計に時間が取られたり、人気と売り上げが落ちたりという事が当然起こる。結果、国内の会社に発注したのと大して変わらなくなってしまう事もある。スタッフもこの不利益を重々承知しているものの、日本国内の人手不足から海外に発注せざるを得ない、というのが現状のようである。
制作側の都合でスケジュール調整し易いOVAでは、比較的少数である。またテレビアニメでも、ビデオ・DVD化の際に、拙い部分はマスタリングで修正される場合がほとんどである。
[編集] 時代と現象
制作スケジュールが厳しいTVアニメの場合、その初期の頃から作画の著しい乱れはしばしば見られた。
[編集] テレビアニメ黎明期
まだTVアニメがモノクロ放映であった時代の作品である『鉄人28号』(1963年~1966年)や『ビッグX』(1964年~1965年)などは、全般的な作画レベルも低い水準であったが、カットによっては現代では想像も出来ない程劣悪なものが含まれ、それがろくに修正もされず放映されていた。この時代ではアニメという表現技法がまだ産業としても定着しておらず、日本のアニメ業界は専ら実験的な作品すら商品にしていた。この中では試行錯誤も繰り返され、その途上で現代の水準から見れば稚拙な作品も少なからず存在していた。
この中では最初の『鉄腕アトム』シリーズも例外ではなく、「スタジオ・ゼロ」が担当した回は、あまりにも原画担当者の個性が現れすぎてキャラクターが設定書に似ていないという珍事件も起こっている。なおこの作品は初放映以降長らくフィルムが行方不明になるという、技術・時間不足による「作画崩壊」とは厳密には異なるものの、その手の事件の元祖とでも言うべき事例でもあった。
この時代のアニメ制作への参加者らは、主にディズニーなど日本国外の潤沢な資金力に裏付けられたアニメーション作品に刺激を受けた、これに将来性や夢を見出し抱いた学生や漫画家たちが中心となっていた。このため職制自体の体系的な整備どころか、専門化・分業化すらされておらず、その多くが1作品につき1プロダクション内部にて制作されている。
[編集] 第二次アニメブーム
後に『機動戦士ガンダム』に始まる1980年代の第二次アニメブームの当時、『超時空要塞マクロス』の第11話のように、動画が間に合わず「テレビ紙芝居」と揶揄されるほどの酷い状態のまま放映されてしまった事例もある。この時は原画自体は作画崩壊レベルではなかったが、同シリーズ中、韓国のスタープロに外注した回などでは、全般的に著しい作画の乱れが目立っていた。またこの当時は制作コストの圧縮と時間短縮のためのバンク(同じカットの使い回し)が、現在に比べ目だって使われており、ロボットアニメの合体変形シーンなどお約束のカットならまだしも、「超時空世紀オーガス」のある回のように、全く同じカットのいくつかが1つの戦闘シーンに3~4回も使い回されるという異常な例もあった。動画抜けや作画の著しい乱れは、後の『天空戦記シュラト』にも見られ、一時期は「シュラってる」が作画崩壊を意味するスラングになっていた例もある。
ただこの頃までは、作画が著しく乱れる、以前放送した内容を編集して「総集編」と称する、または以前の放映回をそのまま「傑作選」として放映する、というようなことは、予定された納期に間に合わないなどの事情による一種の放送事故とも言うべき出来事であった[1]。後々アニメファンの口頭に上るようなことがあったり当時の制作スタッフの談話がアニメ雑誌に掲載されることはあっても、偶発的な単独の現象としてのみ扱われた。またこの時代にはアニメファンの声が主体となるメディアも少なかったことから、主に制作者サイドからの視点のみによってしか記録が残っていない部分もある。
[編集] 1990年代
1990年代のアニメブーム以降には多くの作品が制作されていったが、この中に後に「作画崩壊」という言葉が使われた作品が含まれるようになる。『ロスト・ユニバース』のヤシガニ問題を発端として同種の問題が多発、時折作画が著しい品質低下を起こすことが常態化するような作品も散見されるようになるなど、アニメファンの間で話題になっている。この時代よりアニメ雑誌の増加やインターネット利用の普及などによりファン筋からの情報発信も盛んになってきている。
[編集] 人気の秘密?話題の中心?
前述のように作画崩壊はセルビデオ化・DVD化の際には修正されるのが通例である。しかし例外的に『MUSASHI -GUN道-』(2006年放映)ではシリーズ全般の作画が著しい崩壊を見せながら、それがむしろネット上でネタとして好んで扱われたこともあり、そのままDVD化されるというケースも見られる。
その一方で、アニメブーム以降急増したアダルトゲーム原作のアニメ化作品などに多い、女性キャラの「萌え」が営業上の重大な要素となっているアニメでは、キャラクターの作画が崩壊すると、直ちにネット上で激しく叩かれ、原作ファンからは「最初から無かったこと」扱いされるなど、作品そのものの存在価値自体を疑われる様な事態も発生している。玩具メーカーなどのスポンサーを持たずDVD販売に頼る作品では特に、作画品質の維持は重要な課題となっている。
[編集] 過酷な業界事情
こういった問題の原因には、制作スタジオ間の連絡ミスや、品質チェックがなおざりがちな業界人体質といったものも囁かれるが、根本的に制作現場のフリーランスのアニメーターが中心となった「職人芸体質」に依存している部分もあり、異動により人材の層に穴が開き易い傾向も見られる。また海外に原画を発注した場合によくあるケースとして、送られてきた原画のレベルが著しく低く、これを日本の作画監督が修正するも時間的に間に合わず作画崩壊、という事例も多い。
芸能文化に携わる人たちの団体である日本芸能実演家団体協議会は5年ごとに業界調査を行っているが、2005年から従来の演劇・芸能に加えてアニメーション業界の動向を調べている。この中ではアニメーターは非常に過酷な状況下にあることが伺われ、労働時間は推定月250時間程度ながら平均年収100万円未満26.8%・100~200万円19.6%・200~300万円18.6%と長時間低賃金傾向が根強いとしている。この中で「セル画一枚約186.9円」とも言われ、作画担当の73.7%が年収100万円未満で出来高給という事情が報告されている[2]。
[編集] 現象の例
作画崩壊が元で起こる具体的な現象には、キャラクターの顔がそのシーンの前後のものと明らかに異なる、動画で輪郭が崩れる、コマ割りが不自然で動きがおかしい、物のデッサンそのものがおかしい、色指定が間違っている、構図が狂っているといった事が例として挙げられる。
しかし「絵」として問題なくても、作画担当者により絵柄が設定書などに比べ大きな違いを感じさせる場合に対しても、近年の若い世代のアニメファンが安易に「作画崩壊」と呼ぶケースもある。これは2000年代のアニメファンの価値観の差により生じるもので、過去の不安定な作画のアニメを見慣れた古参のアニメファン(特にオタク第一世代)からすれば、むしろ味わうべき個性であると解釈するのが一般的で、何の問題も感じないという。また特に絵心の無いファンの場合、作画の技術的な(デッサンや動きの)良し悪しではなく、自分の好き嫌いのレベルで「崩壊」と呼ぶことが、ネットの書き込み等によく見られる。例えばネット上で「作画崩壊」と叩かれた『天元突破グレンラガン』第4話の例では、実際は作画監督の絵柄が強く出すぎている(『フリクリ』ではそれを逆手にとって、原画担当部分の違いすぎる作画をネタとして扱っている)だけで、本当の意味での「作画崩壊」ではなかったが、それを理解していない書き込みの多さに怒ってブログに暴言を書き込んだ、プロデューサーの降板問題にまで発展してしまった。その一方、『ノエイン もうひとりの君へ』の第2話・第7話のように、もとの設定のキャラクターが比較的シンプルな造形であったものが、所謂「萌え作画」になったような場合、著しい作画の差異にも関わらず「作画崩壊」と言い出す者はほとんど見られない。このことからも安易に作画崩壊と騒ぐファンの判定基準が、極めて主観的かつ曖昧なものであることが判る。
デジタルアニメ制作の普及や制作技術の向上と、インターネットの普及に伴って、アニメファンの作画に対する意識が神経質になっている。
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只要画质没有问题就不要随便说崩坏,ok?
[ 本帖最后由 impact 于 2007-7-28 21:51 编辑 ] |
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