超映画批評『涼宮ハルヒの消失』 更新翻译
本帖最后由 芍药 于 2010-2-5 20:44 编辑『涼宮ハルヒの消失』80点(100点満点中)
2010年2月6日からロードショー 2010年/日本/カラー/163分/配給:角川映画
監督:石原立也 監督:武本康弘 脚本:志茂文彦 脚本協力:谷川流 声の出演:平野綾 杉田智和 茅原実里 後藤邑子 小野大輔 桑谷夏子
人気が出るのもよくわかる入魂の一作
ライトノベルも深夜アニメも見ない私としては、涼宮ハルヒと遭遇する機会はまずないだろうと安心していた。だから角川の編集者に、いかに熱くその魅力を目の前で語られろうとも、これまでは軽くいなすことができた。
だが映画化されるとなれば話は別だ。もう避けて通るわけには行かない。
しかし、よりにもよってインターネット上でこのタイトルについて下手なことを書けば、間違いなく批評家生命を失うことになろう。そんな恐るべきプレッシャーの中で、しかし私は命がけでこの記事を書くことに決めた。
クリスマスが近いある日。普段のように登校したキョン(声:杉田智和)は、これまた普段どおりにハイテンションなハルヒ(声:平野綾)や、その対極にいる長門(声:茅原実里)らいつものメンバーと、変わらぬ日常を過ごしていた。しかし、キョンの「日常」はその日が最後であった。翌日、登校した学校にハルヒの姿はない。それどころか、いるはずのない人物が、ハルヒの席に座っていた。これまでにないほど強烈な非日常に突入したキョンが、最後に頼りとする長門はしかし……。
いかにもラノベ的な、思い付きを並べたような過剰に一文が長いモノローグ。音声で聞くと、あまりに邪気眼風味で気恥ずかしくなり、のっけから本気で席を立ちそうになった事をまずはここに告白しよう。
だが、絶対領域がまぶしいかわいい顔をした女の子が、ありえないテンションで騒ぎ始めてから「これ面白いかも」と思い直し始める。やがて綾波のコピーみたいのや、巨乳しか能のないオドオドちゃんといった、確信的なまでに類型的なキャラクターが登場するのを見て、私は気づいた。なるほど、これは新時代の水戸黄門なのだ、と。こういう設定に、ファンはなにより安心感を得るのである。
考えてみれば、いまどきの若者は案外保守的である。生まれたときから不況しか知らぬ彼らがそうなるのは、ある意味必然。その証拠に、彼らが愛するセカイ系のアニメ作品は、本作を含め似たような構図ばかりだ。
ただ、決してそれは悪いことではない。過去のひながたを利用して、そこに新たなアイデアを加えていくのは日本のものづくりの王道。それ自体は批判すべきことではなかろう。
なによりこの映画は、シナリオと演出がよくできている。とくに入部届けとしおりのメッセージ。二つの象徴的なアイテムにこめられた作品のテーマがすばらしい。
とくに入部届けのほうは、渡す人物の心の中に存在するある「感情」の表れそのもの。そしてそれは、無意識のうちに発生したと思われるものだ。だからその入部届けを主人公がどう扱うか、その意味を考えると、観客はこの上なくせつない気持ちになる。
じつに見事な演出である。悔しいが、実写の日本映画でこれほどの演出技法を見る機会は極めて少ない。
現在、テレビドラマの安直な映画化が乱発されている。そしてアニメーションも、エヴァンゲリオン劇場版の大ヒットにより、本作のようなマニア向け作品の劇場版企画が通りやすくなっている。案外手堅い商売だということに、業界が気づいたためだ。
だが、テレビドラマの映画版はそろって排泄物のような出来なのに、アニメの方は比較的クオリティが高い。「涼宮ハルヒの消失」に限って言えば、これがはじめて世に出た一作目だとしても、十分ブームを巻き起こせるであろうほどに魅力がある。何しろ、ハルヒ初心者の私が2時間40分も没頭できたのだから本物だ。
おそらくクリエイターも、エヴァンゲリオン劇場版の成功に大きな刺激を受け、士気が高まっているのではないか。
ファンだけを相手にしようとか、ちょちょいと作ってしまおうという安直さはまったく感じられない。この映画も、女子高生の生足の描写などはテレビアニメとは別格の、相当気合が入った仕事ぶりだし、長時間の上映時間を有効に利用した間の取り方は、独特の世界観の構築に成功している。このあたりは、劇場で高回転を狙うような作品ではなかった事が幸いした。
今回の影の主役は長門有希というキャラクターだが、これがまた、監督から動画スタッフの末端にいたるまで、間違いなく全員に愛されているのだろうと思えるほどに輝いている。長門は俺の嫁という、これまで意味不明であった言い回しの理由が、私にもようやくわかった。
見たもの誰もが「こういうのに似た高校時代の思い出ってあるよなあ~」と感じつつ、実際はまったくないという、まさに非日常を日常のように体感させてくれる斬新なアニメーション作品。「涼宮ハルヒの消失」は、長年のファンはもとより、「しばらく夢中になれるアニメないかなー」と探している一般的な人々にもすすめられる、きわめて優秀な映画作品で、私は強く勧めたい。
あと願わくば、実写映画化版の批評をする日がこないことを望む。
一部让人着迷的作品。终于知道其为何会如此人气了。
本人向来不看轻小说及深夜动画,很安心自己不会有遭遇到凉宫春日的机会。因此无论角川的编集者在我面前怎样热情吹捧这部作品的魅力,我也能轻而易举地回避之。
但现今既然电影化了,那(作为一名影评家)我就不能再继续回避。
更甚者,若我在网络上对这部作品的影评写得太过蹩脚,毫无疑问我作为影评家的生命即会告终。
尽管压力很可怕,但我依然决定赌上自己的性命来书写此篇影评。
~(略)
轻小说感很强,长篇的独白犹如罗列着的过剩的思绪一般。在这里我就自白了吧,听了独白的音声,感到太过邪气眼风味而让我脸红,开场时即让我直想从席间站起。(注:邪气眼,孩童时的无聊妄想)
但是,一位可爱(的绝对领域)得耀眼女孩子,让剧情越来越走向高潮,这让我开始觉得「这部电影也许不错」。简直是凌波复制品的女孩(注:可能指长门有希)、除了巨乳外毫无能力的心跳酱(注:可能指朝比奈实久留),看到这些类型分明的角色的登场,我体会到了,这部作品是新时代的水户黄门。这样的设定能带给FAN最大的安心感。
认真想来,当下的年轻人其实都意外地保守。对于出身在经济衰退期的他们而言,性格保守可能亦是必然的结果。
其证据就是,他们所喜爱的世界系动画作品,包括本作,其构图皆很相似。(注:世界系,请点击wiki)
但这绝非坏事。利用过去的题材为雏形,并加入新元素,这才是日本造物的王道。我们不该去批评之。
最重要的是这部电影,剧本和演出皆很出色。特别是入部申请书和纸条上的信息。包含在这两个象征性物品里的作品主题真的十分美妙。
特别是入部申请书,充分表现出了递交者人物心中所存在的「感情」。而这一切皆让人感觉是在无意识中所发生的。所以,主人公会如何处理这封入部申请书,并思考到其意义,观众会感到一股留恋不舍的心情。
演出相当的出彩。很不甘心地说,我很少有机会在日本的实写电影里看到如此出色的演出技法。(注:实写=真人)
现在,电视剧都在跟风胡乱电影化。动画片也同样,因EVA剧场版的热卖,像本作这样的宅向作品的剧场版企划也变得越来越容易通过审查。业界也察觉到,这是一笔风险很低的生意。
电视剧的电影版质量都如同排泄物一般,然而动画的质量却相对很高。就「凉宫春日的消失」而言,即使这是问世的第一部作品,其魅力也足够卷起一股巨大热潮了。毕竟连我这个生来头一次看春日的人,都在这2小时40分钟里充实地沉浸在了剧情里,这部作品的确不一般。
也许STAFF们也正是因EVA剧场版的成功而受到了不小的刺激,于是士气高涨吧。
就仅仅面向FAN随便制作一下吧,我完全感觉不到这样的气氛。这部电影,对女高中生的裸足(足控你的菜)的描写同普通的TVA完全不是同一档次,绝对投入了一番精力,其有效利用漫长上映时间的方式,成功构筑了独特的世界观。我对这部剧场版没有被急功近利地制作感到庆幸。
这次的影之主角是一个叫长门有希的人物,她所释放出的魅力,让人清晰感受到从监督至动画STAFF末端对此角色的爱。我也终于明白了,为什么那么多人喜欢不停地强调“长门是我老婆”这句话的原因。
每一个看了这部作品的人都会感觉「这样的高中时代似曾相识~」,但实则从未经历,可谓是让人把非日常感觉成日常的崭新动画作品。「凉宫春日的消失」这部作品,长年的FAN自不必说,对正在寻找「能暂时热衷其中的动画」的普通人也大可推荐之,真的是一部极其优秀的电影作品,本人强烈推荐。
日文链接http://movie.maeda-y.com/movie/01424.htm
翻译链接http://hi.baidu.com/4minatoss/blog/item/51c9de72f89a2e178701b0e4.html
附上之前作品的点评分数,我说角川你是不是塞钱了
EVA序 60点
EVA破 85点
穿越时空的少女 70点
夏日大作战 70点
攻壳SSS 70点
空中杀手 60点
宮本武蔵90点
光之美少女 マックスハート2 雪空のともだち 70点
悬崖上的金鱼姬 55点 超映画批評打分都比较苛刻的 蜜吧。。。
批评只是评论的意思,不一定是负面的? 悬崖上的金鱼姬 55点
是宅在评吧? 他们已经看了消失么?
金鱼姬打这个分一点都不冤枉,要我说这片除了宫老头一贯以来保持的精良制作外就没什么意思了。 他们已经看了消失么?
金鱼姬打这个分一点都不冤枉,要我说这片除了宫老头一贯以来保持的精良制作外就没什么意思了。
lllzzzyyy17 发表于 2010-2-4 23:52 http://bbs.saraba1st.com/images/common/back.gif
宅!(指 11区除了宅和痴汉还有什么东西? 看不上片,评论看看就好 宮本武藏有90分?!啥時候有熟肉可以看? 長門は俺の嫁
光之美少女 マックスハート2 雪空のともだち 70点
悬崖上的金鱼姬 55点
一股丑宅味 本帖最后由 芍药 于 2010-2-5 20:49 编辑
光之美少女 マックスハート2 雪空のともだち 70点
悬崖上的金鱼姬 55点
一股丑宅味
米兰猫 发表于 2010-2-5 09:51 http://bbs.saraba1st.com/images/common/back.gif
影评家 前田有一:光之美少女マックスハート也是给55点的,我才不是臭宅呢(但是光美二实在是太赞了 宫本武藏日本已经上映了? 消失还没偷跑吗?枪版什么的我不在乎啊 他们已经看了消失么?
金鱼姬打这个分一点都不冤枉,要我说这片除了宫老头一贯以来保持的精良制作外就没什么意思了。
lllzzzyyy17 发表于 2010-2-4 23:52 http://bbs.saraba1st.com/2b/images/common/back.gif
上个月尾就有試写会了
补上评语吧
ネットに試写会の感想が出てきだしたな
>「涼宮ハルヒの消失」試写会見て来ました。(略)
> 原作が本当に面白かったことを再確認する2時間40分でしたw
>見る前は2時間40分は長いなーと思ってたんですが、全然間延びしてなくてびっくり。
>京アニの本気が見られますよ!
>お疲れさまでした。掛け値なくいい映画でしたね。
>2時間40分かけて読む小説を2時間40分かけてアニメにした真摯な作品でしたね。
>映像のクォリティも劇場で見たい出来でした。
>キョンの一人がたりを聴くだけでも劇場に足を運ぶ価値はありますよね。
>杉田さん2時間ぐらい喋ってるのではw
>上手い人だとは思ってましたが、本当に、もう凄い。
>杉田さんだけでなく、SOS団全員の演じ分け(改変された世界と、元の世界)も鳥肌モノでした。
>実は試写で見たら劇場には行かないでもいいかと思ってたんですが、
>ぜひ初日舞台挨拶の回に行きたくなりました(苦笑)。
>ファンがどんな反応するか、感じてみたくなったので。本当に良い映画だと思います
>『涼宮ハルヒの消失』試写を拝見してきました。3時間弱が短く感じましたわー。
>原作ものアニメとして、現時点で考えられる最適解に、限りなく近いものになっているのでは……
>とかいうの話はもうどうでもいい! 長門萌えが自分史上最大級の盛り上がりで止まらない!
>どうしよう!
http://twitter.com/maeQ/status/8324813315
>思わず、シリーズ最新巻の刊行を祈念して、二冊めの『消失』を買ってきてしまいましたわ。
>アホや。でも、思わずそういうバカなことがしたくなるくらい、良かった。原作ファンとしては。
築地俊彦氏 小説化
>賀東招二さんと、何故かハルヒの映画の話をした。えらく長いらしいけど、時間を感じさせないとのこと。
http://twitter.com/to_tsukiji/status/8324694634
ブシロード島村P
>消失の試写会行ってきました。京アニクオリティをなめてました。超ごめんなさい。
>なのはとはまた全然別な意味でガチもガチ。正直こんなガチだとは思ってませんでした。びっくり。
>「消失」の試写会があったって公開していいんですね。昨夜、仕事で行ってきました。
>/感想はニュートラルに保つけど、ひとつだけ。161分って全然長く感じない!/この記事を見て何に驚いたかって、
>自分の前の席にいた人が茅原さんだったと知ったこと(笑)
http://twitter.com/AKIYOSHI00/statuses/8315908050
光美2剧场版黑路过
老实说70分很中肯啊……(拖 宫本武藏还没出DVD吗?好像过了半年多了吧! 宫本武藏的BD/DVD就在这几天发售 凉宫
Fate
教练,我想看剧场版 破 85
我觉得消失还是可以看的。。 有翻译
长门最高啊
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