ニコニコ動画、JASRAC曲の演奏動画が投稿可能に
ニワンゴは、JASRAC管理楽曲を「ニコニコ動画」で利用するための契約を結んだ。ユーザーは、JASRAC管理楽曲を自分で演奏したり歌った動画を、合法的に投稿できる。ニコニコ動画の収入の1.875%をJASRACに支払う。2008年04月01日 15時51分 更新
ニワンゴは4月1日、日本音楽著作権協会(JASRAC)の管理楽曲を、「ニコニコ動画」専用の動画投稿サービス「SMILE VIDEO」で利用するための包括契約を結んだと発表した。
JASRACが示した許諾条件に同意し、正式に契約を締結した。ニワンゴは、ニコニコ動画の収入の1.875%をJASRACに支払う。
ユーザーは、JASRAC管理楽曲を自分で演奏したり歌った動画を、合法的に投稿できる。CD音源やプロモーションビデオなどをそのままアップロードする行為は、従来通り認められない(別途、著作隣接権者の許諾が必要)。
JASRACは昨年7月、動画共有サイトでの楽曲利用許諾条件を提示。サイト収入の2.0%を支う、という基準を軸にニワンゴと協議していたが、この基準よりは低い料率で決着した。
動画投稿サイトでの楽曲利用については、YouTubeもJASRACと交渉中。YouTubeは、Mr.Childrenやスピッツなどの楽曲を管理するジャパン・ライツ・クリアランス(JRC)と、楽曲を利用するための包括契約を結んでいる。 『FF7AC』を盗作した韓国PVに3億ウォンの賠償命令
韓国の歌手アイビーのPVにおいて『ファイナルファンタジーVIIアドベントチルドレン(FF7AC)』が盗作された問題で、3億ウォン(3千万円)の賠償をすべしという判決が出ました。
これはアイビーのPV『誘惑のソナタ』が、キャラクターや展開、画面構成など広範囲にわたって『FF7AC』に酷似していたという問題。
アイビー側は「オマージュ、パロディである」「盗作ではない」と主張していましたが、スクウェア・エニックスの訴えが認められ、昨年12月に罰金刑が宣告されていました。
今回の民事訴訟では、アイビーが所属する事務所とPVを作成したホン・ジョンホ監督に対し、共同で賠償金を支払うよう判決が出ました。
前回の裁判では『誘惑のソナタ』が『FF7AC』の内容を約80%使用したとされたのに加え、今回の民事訴訟では両作品の内容がほとんど等しいとする判断が下されており、スクウェア・エニックスの主張が認められた形。国内『FF』ファンとしては一安心と言ったところではないでしょうか。
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