上杉達也甲子園敗退
北陽の“タッチ”散ったセンバツ高校野球:広陵5-3北陽>◇30日◇2回戦
北陽の「タッチ」がさわやかに散った。9回表無死二塁で、5番上杉達也(3年)が三遊間を破った。チャンスを広げ、1点返した。一時は5点差をつけられたが、終盤の粘りで2点差に縮めた。「最後まであきらめなかった。僕たちの野球はできたと思う」。17年ぶりの8強進出を逃した。それでも表情に悔いはなかった。
名前で話題を集めた春だった。上杉は人気野球漫画「タッチ」の主人公と同姓同名。全国制覇を果たしたストーリーと同じ結末はならなかったが、初戦で先制点につながる三塁打を放ち、実力は発揮した。「甲子園は憧れだった。楽しかったし、もう1度来たくなった」。30日は広陵・野村のスライダーを攻略できなかった。ここで得た課題を克服し、さらなる成長を誓った。
北陽は来年4月1日に関大と合併し「関大北陽」に校名変更する。現校名では最後のセンバツとなる可能性はあるが感傷に浸る者はいなかった。新納(にいのう)弘治監督(45)は言う。「まだ夏がありますから。夏につながる試合をしてくれた。楽しみです」。北陽をアピールする舞台はまだ残されている。
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