萎え(なえ)は「萌え」の対義語として使用される語。
意図的に「萌え」を煽ろうとする露骨な演出・行動などに対して嫌悪感を抱くようになる場合
キャラクターの性格や言動、態度などによって気分を害され、そのキャラクターに対して嫌悪感を抱くようになる場合
「萌え」を前面に押し出した作品であるにもかかわらず、その対象となるキャラクターにまつわる描写・作画といった表現が破綻しているなど、鑑賞に堪え得ない状態
これらの状態に対して、「萌え」に該当する感情が湧かず、興覚めしてしまうという意味で、インターネット上などで用いられる。しかし殊更に「萌え」と対置する使用例はそれほど多くなく、対義語としての解釈は人によって変化するだろうと言える[誰によって?]。
可愛らしい女性キャラクターが一人も登場しないフィクション作品などに対して、「まったく萌え要素がない」という意味で用いられることもある。
燃え[編集]
熱血男子の活躍を描いたフィクション作品などに対して「燃え」という表現が使われることもある。また前述のように元々「萌え」というスラングも、同音異義語である「燃え」から発祥したと考えられており、当初は架空ののキャラクターに対する、燃えあがるような愛情を意味することもあったとされる。
一部には「萌え」の対義語として、「燃え」を位置づける論者もいるが[誰?]、この場合は「好意的感情(萌え)」から来るものか、「闘争心(燃え)」から来るものかの違いで、対象(となるもの)が併せ持つ性格が正反対となるケースが大半を占めており、両方とも「ある種の興奮を誘う」という意味合いで使用されている点では共通しているため、この場合対義語というよりは、むしろ類似した言語に近いと言える[誰?]。
ブヒる[編集]
上記のように元々インターネットスラングであった「萌え」は社会的に浸透し、2000年代では活用される幅も広くなった。それに伴い「萌え」の定義は曖昧になり、2010年からのネット界隈では萌えの一部の用法をより端的に表現する動詞として「ブヒる」が登場した。
この「ブヒる」は好きな架空のキャラクターを見て熱狂するさまを表現する動詞である。語源はブタの鳴き声の擬音「ブヒィ」であり、元々萌えアニメの熱狂的なファンへの侮蔑を込めた呼称「萌え豚」から発展している。萌え豚自体は蔑称だが、「ブヒる」に関してはファン自らも使う用語であり、「いくらでも豚になってみせます」という意味を込めて用いられる。なお、この「ブヒる」という表現は二次元美少女キャラクターに対して用いられるのが一般的である。
この語は、2011年1月から3月にかけて放送された、弓弦イズルによるライトノベルを原作とするテレビアニメ『IS 〈インフィニット・ストラトス〉』をきっかけに広まったと言われる。作中で使われている表現ではないが、物語の体裁よりもギャルゲー的なサービス要素を優先させるような同作の作風に対して用いられた。 http://tieba.baidu.com/p/1621869527
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